エンボディドカーボンを大幅に削減、マスティンバーが叶える成果

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この記事でわかること

  • 建物のカーボンフットプリントはオペレーショナルカーボンとエンボディドカーボンの二つから成り、エンボディドカーボンは建設資材を選んだ瞬間に確定します。
  • 建物のエンボディドカーボンは、最大80パーセントが上部構造だけに由来します。
  • マスティンバーは従来の建材と比べてエンボディドカーボンを最大70パーセント削減し、その効果は竣工と同時に確定して変わることがありません。

建物のカーボンフットプリント(炭素排出量)は、オペレーショナルカーボンとエンボディドカーボンという二つの発生源に分けられます。オペレーショナルカーボンとは、電気やガスなどのライフライン契約を通じて、建物がその耐用年数にわたって消費するエネルギーに伴う排出を指します。長年、オペレーショナルカーボンが最も注目を集めてきましたが、これは測定のしやすさによるところが大きいと言えます。何しろ、エネルギー消費量は毎月の光熱費請求書という形で報告されるのですから。

しかし、この注目は大きな成果ももたらしました。LED照明やENERGY STAR認証家電から、高効率ヒートポンプやスマートサーモスタットに至るまでの技術革新により、商業用建物が日常の運用で消費するエネルギー量は、目に見えて削減されてきています。

エンボディドカーボンとは?

エンボディドカーボンがオペレーショナルカーボンと異なるのは、テナントが入居し光熱費を支払い始めるよりも前の段階で、その量がすでに確定している点です。エンボディドカーボンとは、建物の建設に使われるあらゆる部材の採取、製造、輸送、組み立てを通じて排出される炭素を指します。

削減の機会はどこにあるか

建築環境の脱炭素化に特化した調査・提言団体であるアーキテクチャー2030は、この分野が世界全体の年間二酸化炭素排出量の42パーセントを占めていると推計しています。そのうち27パーセントがオペレーショナルカーボンによるもので、残る15パーセントがエンボディドカーボンによるものです。

改善の余地は明らかにまだ大きく残されています。温室効果ガス排出のさらなる削減を目指すうえで、論理的な次のステップは、エンボディドカーボンにより注力することです。マスティンバーのような、より持続可能な建材への転換は、まさにそれを実現するものです。

上部構造が重要な理由

複数階建ての建物のエンボディドカーボンは、最大で80パーセントが上部構造、すなわち建物を支える柱、梁、パネルに由来します。この集中度の高さこそが、建設資材の選択がこれほど重要である理由です。不動産デベロッパーがひとたびその選択を下せば、建物のエンボディドカーボンはその時点で確定してしまいます。

竣工と同時に確定する

ディープエナジーレトロフィット、すなわち建物の継続的なオペレーショナルカーボン排出を大幅に削減するタイプの改修であっても、その改修自体に費やしたエンボディドカーボンを相殺するには、通常7年程度かかります。これに対し、新築の上部構造には、そうした回収期間そのものが存在しません。骨組みを立ち上げる際に排出された炭素は、その建物が存続する限り、そのまま残り続けます。

だからこそ、建設の初期段階で、エンボディドカーボンを最小限に抑える資材を選ぶことが重要なのです。マスティンバーで建設された建物は、質量ベースで使用資材が33パーセント少なく、ライフサイクル全体で見たエンボディドカーボンも70パーセント少なくなります。

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ベネット・グラハム

アメリカで20年にわたるキャリアを積んだベネット・グラハムは、現在、事業用不動産投資会社アンソキャプの創業者として、札幌における投資物件をソーシングしています。

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